音楽

手放しても大丈夫

昔、事情があって大量のCDを処分したことがある。 入手しづらい希少なCDも含まれていたので、中古CD店の人から「もったいないですね」と言われたのだがそれでも構わず売り払ってしまった。 今思うとそれだけ金銭的にというよりも、精神的に追い詰められてい…

カラオケに行けなくて買ってしまったもの

集合住宅に住んでいる。 古いマンションで、防音はたいしたことない。 おっさんのくしゃみとか、カーテンの開け閉め、エアコンの室外機の音など、ご近所さんの生活音は割と聞こえてくる。 もちろんこちらの音も聞こえているのだと思う。 気軽にカラオケに行…

詩が音でしかなかった頃

沢田研二さんがめちゃくちゃ売れっ子だった、わたしの幼き頃。 「勝手にしやがれ」という曲を覚えて、歌いながら帽子を投げるパフォーマンスをどんだけ真似したことか。 沢田研二 - 勝手にしやがれ (1977 TMF) あの頃、歌詞は単なる音に近く、意味とか背景と…

ピアノへの憧れ

小さい頃、仲良しの女の子の家にグランドピアノがあった。 とっても羨ましくて、その子の家に行くたびに弾かせてもらっていた。 (ちなみにそこにはデラックスなエレクトーンもあった。) 後々彼女は音大に進み長年にわたりピアノの先生として活躍している為…

小野リサさんってエイベックスに居たよね?

もう20年くらい前になるだろうか、小野リサさんのファンクラブに入っていた。 当時はボサノヴァにドハマリしていて、CDや書籍を買い漁り、全国各地のボサノヴァコンサートに足を運び、挙句の果てにはギターを購入してボサノヴァギター教室にまで通い始める始…

Fly with the Wind

好きな音楽には理由がある。 どこかに脈々と流れる小川のようなものが隠れている。 マッコイ・タイナーのFly with the windを聴いた時、わたしはフルートの音色にそれを感じた。 Fly With The Wind 発売日: 2008/08/13 メディア: MP3 ダウンロード <主な参…

志村けんさんと音楽

それはちょうど「100日後に死ぬワニ」という漫画がTwitterに連続投稿されていた頃でした。 100wani.life 志村けんさんが新型コロナウィルスによる肺炎のため入院されたとの報道があり、とても心配になったのです。 ついこの間までテレビでお見かけしてい…

馬鹿笑い対策

うるっさいのだ。 休憩室で馬鹿笑いする馬面の女。 見かけるたびにゾッとする。 イヤホンで音楽を聴いても、わたしの好きなクラシックとか、ピアノトリオのジャズじゃ掻き消せないくらいの音量でアイツのバカ笑いは響き渡る。 うちの会社は交替で休憩を取っ…

売れっ子モーツァルト

胎教にいいとか、メンタルにいいとか、勉強や仕事の能率が上がるとまで言われることがありますが‥。 「あーこの曲、どこかで聴いたことあるわー」と思うだけで、わたしはモーツァルトを特別に好んで聴くことはありません。 クラシックは好きですが、主に別の…

ラフマニノフが流れる

もう4時間ほど、うちのGoogle Homeがラフマニノフをかけている。 わたしが「ねぇ、Google、ラフマニノフをかけて」と言ったからだ。 その間にわたしはたっぷりとソファーで昼寝をして、そのあとご飯を炊く準備をした。 わたしが止めない限り、ラフマニノフは…

ディスコで補導された思い出

わたしが育った街には、デパートとスーパーの中間ぐらいの規模の商業ビルがあった。 小学六年生の時、そこに突如ディスコができた。 ディスコと言っても、多分空いてた部屋にちょっとした音響装置とミラーボールを設置して、大きな音で当時流行っていたディ…

急に来て1日で終わるマイブーム

ちょっと前に急にPerfumeが聴きたくなり、1日中聴いていた。 次の日にはもう聴きたくない。 そんなことがよくある。 アーティストは毎回変わる。 杏里だったり、槇原敬之だったり、スキマスイッチだったりする。 ある時、八神純子のブームが来たのに契約して…