家の寿命

渡部篤史の建もの探訪」を長年観ている。

 

登場するのは大抵、階段のある家だ。

 

40歳を過ぎて家を建てたという人でも、あちこちに階段や段差を設けている。

 

老齢期になれば足腰が弱り、モダンでカッコイイ住宅は不便になると思われるが、その家にいつまで住むつもりなのだろう。

 

”木造ならせいぜい20〜30年が寿命”と割り切っているのかもしれない。

 

そもそも木造住宅はよほど材料や建築方法を吟味し、メンテナンスをしっかりしないと長持ちさせるのは難しい。

 

一方マンションの場合、RC造またはSRC造であれば建物の寿命は木造より一般的にグンと長い。

 

それでも現在のように多くのマンションが民間に提供され始めた歴史はそれほど長くなく、本当にどれくらいの寿命が見込めるのかという明確なデータは無い。

 

大規模修繕がきちんと行われているかにも大きく左右される。

 

試しに50年以上前に建てられたマンションが今でも売りに出されているか検索してみた。

 

この名古屋でも幾つかの物件が見つかった。

 

住んでいる人に聞いてみないと現在の住み心地はわからないが、一応売買されているのだ。

 

そういうわけで「とりあえず50年ぐらいは住めるんじゃない?」と思うことにした。

 

60年ぐらい住めるかどうかはあと10年後(2030年)にもう一回調べてみよう。

 

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