キッチンと手ぬぐい

実家でも、一人暮らしの我が家でも、キッチンのタオルバーには白い薄手のフェイスタオルを掛けていた。

 

すぐにビチャビチャになるし、手を拭くときに一番よく触れる下の方は雑菌が繁殖してピンク色になりやすい。

 

一度ピンク色になったタオルは洗濯しても元通りにはならず、酸素系漂白剤(粉末ハイター)につけ置きしたり、煮洗いすることでなんとか白い色に戻すしかない。

 

面倒くさい…。

 

ある日、キッチンの整理をしていたら大分前に何かの景品でもらった手ぬぐいを数枚見つけた。

 

試しにキッチンで使ってみると、パイル地のタオルに比べてビチャビチャになりにくい。

 

一度濡れた後も比較的すぐに乾く。

 

なんだ、パイル地のタオルより調子いいじゃん。

 

考えてみれば昔から日本の台所では手ぬぐいが使われてきたのだ。

 

いや、台所だけではない。

 

ねじり鉢巻きはもちろん、銭湯に行く時に持っていくのも、厠に下がっていたのも手ぬぐいだったのだ。

 

しばらく我が家のキッチンでは手ぬぐいを使い続けてみよう。

 

もっと早く使ってみればよかったな。

 

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