カフェがエロい場所⁈

朝ドラ「エール」を毎回観ている。

 

ある時、主人公の裕一が同期作曲家の木枯に誘われ、強引に引きづりこまれた店は「カフェー」。

 

そう、今回ドラマに登場したのは「カフェ」じゃなくて「カフェー」で、裕一が入るのをためらったその店には和服に白いエプロンをつけた美しい女給がたくさん居り、帰宅した裕一のシャツにはべったりと女給のキスマークが付けられていた。

 

結局奥さんの音にカフェーに行ったことがバレて夫婦喧嘩になってしまう。

 

現在では「カフェ」といえば小洒落たコーヒーショップをイメージする人が多いと思うが、当時の「カフェー」は今でいう「キャバクラ」みたいな場所だったのかもしれない。

 

しかし、よくよく調べてみるともっと際どいサービスを売り物にしている店もあったようだ。

 

ウィキペディアでは「カフェー(風俗営業)」については「女給が性的なサービスを行う風俗営業の一業態」とされている。

 

カフェー業者間の競争が激化すると、性的サービスを売りにする店がさらに増加。

 

「エロ・グロ・ナンセンス」時代とよばれた 1930 年頃のことだ。


カフェーの女給はチップを稼ぐためにサービス内容の過激化を余儀なくされた。

 

裏通りや学生街の小カフェーでは 4、5 人の女給がカフェーから街頭に出て誘惑したり、数円のチップを受け取った女給が、ボックス席の客席の下にもぐりこみ、個別サービスをしたりするなどの性的サービスを行っていたらしい。

(参考:永井荷風断腸亭日乗』)


もちろんドラマで裕一が行った「カフェー」の様子はそこまで過激なサービスを行う場所ではないようだった(‥ってか朝ドラの舞台なので無理)。

 

わたしは朝ドラを見てると時代背景が気になってきて色々調べたくなるのだが、戦前のカフェーについては想像をはるかに超えていてびっくりだった。

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