すばやく!10万円。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急経済対策、「収入が大幅に減った人に30万円」から「収入減でなくても全国民に一律10万円」に変わりました。
経済対策については、どんなやり方をしたとしても反対意見や不満が出ます。
そんな中でも、わたしは一番賢明な選択だったんじゃないかと思っています。
それは、優先順位の第1位を「スピード」と考えるから。
例えば「一般的には対象だけど、こういうケースに限っては対象外」という線引きだとか、「極力不正が行われないような申請手順」を練っていたら、人件費はかさむし、給付に時間がかかり過ぎてしまいます。
このことについてはSNSなどでも多くの人が意見を上げていて、政府も方針を変えざるを得なかったのでしょう。
月末締めで翌月給料を受け取っている人の多くは、4月に働いた分(もしくは働けなかった分)の給与減を5月末に現実として受け止めることになります。
本来もらえるはずだった給与額がもらえていない状態で6月をやりくりするには、遅くとも6月のどこかで給付を受けたいわけです。
中には「たとえ少なくても夏には賞与が出るから収入減でも秋頃までなんとかなりそう。」という人も居るだろうし。
だから、「スピード」がとっても大事!